【SUZUKI】V-Strom SXについてまとめてみた【アドベンチャー】

SUZUKI

SUZUKIインドhttps://www.suzukimotorcycle.co.in/

皆さんお久しぶりです最近は忙しくてブログにさわれない日々が続いていましたがまたちょくちょく更新していこうかと思います。

今回紹介するのはSUZUKIの新型アドベンチャーバイクV-StromSXです!

このバイクはインド生まれのシングルライトウェイトスポーツのジグザー250&ジグザーSF250と共通のエンジンとフレームを持ち、アドベンチャーでは最軽量クラスの167kgと取り回しに優れたバイクで、現在SUZUKIから発売されている小型アドベンチャーバイクの代表格V-Strom250ABSが189kgとその差22.0kgと大幅な軽量化をしています。

またフロントタイヤも17インチから19インチに変更されデザインもV-Strom1050に寄った感じになりました。軽量化とタイヤのインチアップによりダートくらいなら走れるようになった印象を受けます。

そして安くて初心者向けのジグサーシリーズでありながらV-Strom譲りの装備の充実が本当にすごくて旅バイクとしては既に完成の域にあります。そのV-StromSXの魅力を紹介していきたいと思います。

主要スペック

ネーム V-Strom SX V-Strom250ABS CRF250 RALLY<s>
全長 2180mm 2150mm 2200mm<2230mm>
全幅 880mm 880mm 920mm
全高 1355mm 1295mm 1355mm<1415mm>
シート高 835mm 800mm 830mm<885mm>
最低地上高 205mm 160mm 220mm<275mm>
ホイールベース 1440mm 1425mm 1435mm<1455mm>
燃料消費 WMTCモード値 37.7Km/L 32.0km/L 34.8km/L
燃料タンク容量 12.0L 17.0L 12.0L
車両重量 167kg 189kg 152kg
最小回転半径 2.6m 2.7m 2.3m
エンジン種類 油冷4ストローク単気筒/SOHC4バルブ 水冷4ストローク2気筒/SOHC2バルブ 水冷4ストローク単気筒/DOHC4バルブ
総排気量 249cm3 248cm3 249cm3
最高出力Kw(PS) 19KW(26.5PS)9300回転 18KW(24PS)8000回転 18KW(24PS)9000回転
最大トルクN・m(kgf・m) 22.2N・m(2.2kgf・m)7300回転 22N・m(2.2kgf・m)6500回転 23N・m(2.3kgf・m)6500回転
内径×行程 / 圧縮比 76.0×54.9/10.7:1 53.5✕55.2/11.5:1 76.0×55.0/10.7:1
エンジンオイル容量 1.8L 2.4L 1.75L
変速比 1速 2.5 2.416 3.538
2速 1.687 1.529 2.250
3速 1.315 1.181 1.650
4速 1.111 1.043 1.346
5速 0.954 0.909 1.115
6速 0.826 0.807 0.925
一次減速比/二次減速比 3.086 / 3.076 3.238 / 3.357 2.807/2.857
キャスター角度 27゜00′ 25゜10′ 27° 30′
トレール量 97mm 100mm 109mm
フレーム形式 ダイヤモンド セミダブルクレードル セミダブルクレードル
懸架方式 テレスコピック テレスコピック テレスコピック
スイングアーム スイングアーム スイングアーム
タイヤサイズ 100/90-19M/C57S 110/80-17M/C 57H 80/100-21M/C 51P
140/70-17M/C66S 140/70-17M/C 66H 120/80-18M/C 62P
ブレーキ形式 シングルディスク シングルディスク シングルディスク
シングルディスク シングルディスク シングルディスク
税込み価格 N/A 613,800円 741,400円

HONDAのCRF250 RALLYよりは重いですが、それでも250ccのフルカウルスポーツと同じくらい軽いです!アドベンチャーバイクでこの軽さは反則級ですよ。

そして日本の発売価格は未定ですがおそらくV-Strom250ABSよりも安い可能性が高いです!税込み55万くらいになるんじゃないかと噂されていますが、値上げの激しい250ccの中ではコストパフォーマンスが抜群に高いバイクになると思います。

エンジン

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SUZUKIが復活させた新型の油冷エンジン、SOCS(Suzuki Oil Cooling System)を搭載。

SOCS(Suzuki Oil Cooling System)は昔SUZUKIが作っていた油冷エンジンSACS(Suzuki Advanced Cooling System)とは違い、一目みたら水冷エンジンと思うような造形をしています。

SACS(Suzuki Advanced Cooling System)は、エンジンオイルを使ってエンジンを冷却することを目的としたシステムであり、いわばレースで水冷エンジンのせたライバルに勝つための油冷エンジン。

今回SUZUKIが作った新型油冷エンジンのSOCS(Suzuki Oil Cooling System)は「高出力でありながら軽く、小さく、シンプルにそして環境性能に優れたエンジンとなるよう開発された。」と公式で言っているように高出力を維持しつつ軽く、小さく、シンプルが最大の目的。

空冷エンジンにすれば冷却専用の装備である、リザーブタンクやウォーターポンプ、サーモスタット、冷却水、などをオミットできるためコストや重量で有利になります。

しかしパワーを稼ごうとするとどうしても空冷エンジンでは放熱に限界があるため、そこで新たに油冷エンジンを開発するに至ったわけ。

フレーム

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ジグザーと共通のフレームみたいですが、スイングアームの延長とリアフレームが若干伸びているみたいです。よーくみるとマフラーもジグザーとちょっと違うみたいですね

またV-Strom250やCRFのセミダブルクレードルと違いダイアモンドフレームなのも特徴です!

メーター周り

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日本でもまだついているバイクのほうが珍しい、スマホ連動型のメーターです!

ただし能力はフラグシップモデルに比べたら数段劣ってしまっています。

  • 不在着信表示
  • 速度計アラーム
  • SMS着信表示
  • スマホバッテリー表示
  • 目的地までの所要時間
  • 目的地までの簡易ナビゲーション(方向だけ)

ナビが欲しい人は後付したほうが良さそうです。

タンク周り

左V-Strom250ABS 右V-StromSX
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上からの視点になりますがV-Strom250ABSと比べても意外とボリュームがあります!タンク容量が17.0L→12.0Lと減ってしまっているのが唯一の欠点ですが、それでも航続距離400km超あるので十分だと評価できます。

(個人的には15.0L以上欲しいところです)

足まわり

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正立フォークとリアサスペンションは7段階の調整可能なプリロードを備えており標準的な足回りです。

タイヤは前後ともにセミブロックタイヤを装備しておりちょっとしたダートくらいなら余裕ではしれます。キャンプ場乗り入れのときとか楽そうですね!

ヘッドライト&テールランプ&ウインカー

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LEDのヘッドライトとテールランプを装備!ウィンカーはバルブです。

顔周りはV-Strom1050に近くなった印象!

その他装備

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  1. ナックルガード
  2. 大型ウィンドスクリーン
  3. リアキャリア&グラブバー
  4. アンダーガード
  5. USBポート

オプションになるような装備が標準でついています。あとはボックスを取り付けるだけで旅バイクとして完成します。

価格

216000ルピー(約37万円)とジグサー250が180000ルピーで(約31万)とやや高いですがそれでも日本に来るときには税込み55万円くらいになると予想できます!

これだけ装備がついててデザインも格好良くて、軽くて取り回しもいいバイクが55万円で買えるのは非常に素晴らしいことだと思います

まとめ

今回はV-StromSXについてまとめてみました。もともとのジグサー250が非常に完成度の高いバイクでしたがそれをベースに作り上げたV-StromSXが悪いわけがない!そして高コスパモデルであるV-StromSXは初心者やリターンライダー向けのバイクになるんじゃないかと思います。

最近はインド産バイクもちょくちょく日本に入ってきたりとグローバルな世の中になってきました。バイクはまだ日本未発売ですが、ほぼほぼ発売が決定しているので今からでも発売が楽しみです。

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