出典:HONDA公式 https://www.honda.co.jp/GB350/
YAMAHAがSR400のファイナルエディションを発表したらいきなりHONDAがぶっ込んできたインド生まれのGB350シリーズ。
そんな2021年3月にHONDAが発表したGB350/Sのを今回はまとめていきたいと思います。
主要スペック
ネーム | GB350 | GB350S | |
---|---|---|---|
型式 | 2BL-NC59 | ||
全長 | 2180mm | 2175mm | |
全幅 | 800mm | ||
全高 | 1105mm | 1100mm | |
シート高 | 800mm | ||
最低地上高 | 166mm | 168mm | |
ホイールベース | 1440mm | ||
燃料消費 WMTCモード値 | 41.0Km/L | ||
燃料タンク容量 | 15L | ||
車両重量 | 180Kg | 178Kg | |
最小回転半径 | 2.3m | ||
エンジン型式 | NC59E | ||
エンジン種類 | 空冷4ストロークOHC単気筒 | ||
総排気量 | 348cm3 | ||
最高出力Kw(PS) | 15Kw(20PS)5500回転 | ||
最大トルクN・m(kgf・m) | 29N・m(3.0kgf・m)3000回転 | ||
内径×行程 / 圧縮比 | 70.0×90.5 / 9.5:1 | ||
エンジンオイル容量 | 15L | ||
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | ||
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | ||
変速比 | 1速 | 3.071 | |
2速 | 1.947 | ||
3速 | 1.407 | ||
4速 | 1.100 | ||
5速 | 0.900 | ||
一次減速比/二次減速比 | 2.095/2.500 | ||
キャスター角度 | 27゜30′ | ||
トレール量 | 120mm | ||
フレーム形式 | セミダブルクレードル | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | |
後 | スイングアーム式 | ||
タイヤサイズ | 前 | 100/90-19M/C 57H | |
後 | 130/70-18M/C 63H | 150/70R17M/C 69H | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧ディスク | |
後 | 油圧ディスク | ||
価格 | 550,000円 | 594,000円 |
燃費オバケです15Lタンクと合わせて615㎞の航続距離をもっているので体力のほうが先に無くなりそうですね。
GB350Sはリアタイヤが小型化しておりよりスポーティーな走りができます。
エンジン

空冷OHC単気筒エンジンで低回転でトコトコ走る系です、Rebel250よりもクルーザーっぽい乗り方になる感じですね。

GB350はエンジンにバランサーを2つ積んでいます。実は比較対象になるSR400はバランサー無しなので乗り心地はかなり良くなっていそうですね。
フレーム

セミダブルクレードルフレームです。クラシックバイクはだいたいこの形のフレームが多いです。
メーター周り

シンプルなメーター、タコメーターないです。
- アナログスピードメーター
- 時計
- ギアポジションインジゲーター
- ツイントリップメーター
必要最低限って感じですね
タンク周り

造形が美しい。マットな質感で上品ですね。
公式でも長距離に拘ったようで15Lの燃料タンクを装備してます
足まわり
41mm正立フォークで120mmのストロークを確保してるので意外とガッシリした足回り。
310mmシングルディスクとそこそこ大きめ

こうやって比べるとだいぶ違いがありますね。
- フロントフェンダー
- フォークブーツ
- マフラー&エキパイ
- サイドカウル
- リアタイヤのサイズ
ぱっと見ただけでもこれだけあります。
特にGB350とGB350Sを比較した走行性能の違いが足まわりです。GB350Sのほうがリアタイヤが一回り小さくなり、幅が太くなったのでよりスポーツ走行向けになりました。
ヘッドライト&テールランプ&ウインカー

すべてLEDです。もうHONDAはハロゲン使わないんじゃないでしょうか?
- ヘッドライトの装飾
- テールランプ
- ウィンカーの形状
- グラブバー
- シートの形状&材質
GB350Sのリアはだいぶスッキリした印象ですね
その他装備

一番驚いたのがフットペダルがあると言うことですね!最近のバイクじゃあまり見ないからびっくりしました。*GB350のみっぽいです
Honda セレクタブル トルク コントロール
前後輪の速度差を感知して後輪の駆動力を制御し、スロットルを開いたときの後輪スリップを緩和するHonda セレクタブル トルク コントロールを搭載。スイッチでON/OFFを選択でき、長距離ツーリングなどでのさまざまな路面状況に対応します。
出典https://www.honda.co.jp/GB350/powerunit/
電子制御的なものはこれとABSだけかな?
価格
GB350が550,000円
GB350Sが594,000円 価格差44,000円
最近のバイクの中では安い部類です。しかし質感も高く灯火類がオールLEDだったりギアポジションやABSなどの「クラシックバイクだけど快適装備がほしい」な人向けです!
比較&まとめ
出典:YAMAHA公式 https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/sr400/
やはり比較対象で上がるのはYAMAHAのSR400です。こちらはもはや説明不要と言えるほど伝説的なバイクです。価格は605,000円です


こうやって比べるとSRの質感は本当良いですね。
GB350/Sも昔のインド向けバイクと違い思った以上に質感や装備も良く、SRロスで苦しむ人々にHONDAが最新装備のバイクを届けてくれました。
個人的にはカスタムベースのバイクとしても非常に優秀だと思います。
ただここで一つ注意事項が1月26日現在受注中止&生産終了が発表されました。
SRよりも先にFINALしちまったよ。
ただ排ガス規制で生産終了になったのですぐに販売再開されると思います。(本場インドではすでにユーロ5に対応して発売中)
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