出典:HONDA公式 https://www.honda.co.jp/CBR400R/
出典:HONDA公式 https://www.honda.co.jp/400X/
HONDAのCBR400Rと400Xが一部仕様変更して2022年1月17日に発売されました!
旧型と比較してどんな所が変わったか、変更点とまた両バイクの特徴などをまとめていきたいと思います。
主要スペック
新CBR400R | 旧CBR400R | 新400X | 旧400X | |||
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ネーム | ||||||
型式 | 8BL-NC56 | 2BL-NC56 | 8BL-NC56 | 2BL-NC56 | ||
全長 | 2080mm | 2140mm | ||||
全幅 | 760mm | 755mm | 830mm | 825mm | ||
全高 | 1145mm | 1380mm | ||||
シート高 | 785mm | 800mm | ||||
最低地上高 | 130mm | 150mm | ||||
ホイールベース | 1410mm | 1435mm | ||||
燃料消費 WMTCモード値 | 27.9Km/L | 28.3Km/L | 27.9Km/L | 28.3Km/L | ||
燃料タンク容量 | 17L | |||||
車両重量 | 192Kg | 199Kg | 196Kg | |||
最小回転半径 | 2.9m | 2.5m | ||||
エンジン型式 | NC56E | |||||
エンジン種類 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 | |||||
総排気量 | 399cm3 | |||||
最高出力Kw(PS) | 34Kw(46PS)9000回転 | |||||
最大トルクN・m(kgf・m) | 38N・m(3.9kgf・m)7500回転 | |||||
内径×行程 / 圧縮比 | 67.0✕56.6/ 11.0:1 | |||||
エンジンオイル容量 | 3.2L | |||||
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |||||
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |||||
変速比 | 1速 | 3.285 | ||||
2速 | 2.105 | |||||
3速 | 1.600 | |||||
4速 | 1.300 | |||||
5速 | 1.150 | |||||
6速 | 1.043 | |||||
一次減速比/二次減速比 | 2.029/3.000 | |||||
キャスター角度 | 25゜30′ | 27°30′ | ||||
トレール量 | 102mm | 108mm | ||||
フレーム形式 | ダイヤモンド | |||||
懸架方式 | 前 | テレスコピック | ||||
後 | スイングアーム | |||||
タイヤサイズ | 前 | 120/70ZR17M/C (58W) | 110/80R19M/C 59H | |||
後 | 160/60ZR17M/C (69W) | 160/60R17M/C 69H | ||||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ディスク | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ディスク | |
後 | 油圧式ディスク | |||||
価格 | 841,500円 | 808,500円 | 858,000円 | 826,100円 | ||
新CBR400R | 旧CBR400R | 新400X | 旧400X |
スペックにほとんど違いはありません、やや燃費が落ちてます。
エンジン
新旧でほとんど違いが有りません。
NC56Eエンジンの特徴は中低速トルク重視な2気筒と言った感じでしょうか。まぁ現行の2気筒400比較対象がZ400&Ninja400シリーズしかないのですが。
中低速重視と言いつつ最高出力46馬力出してるのでやっぱりHONDAはエンジン作るの上手ですね。
燃費に関してはNinja400やYZF-R3よりも良いです。CBR250RRよりももちろん良いです。
フレーム&カウル&タンク周り
フレームは共通です。
フロントフェンダーが若干変わってます
出典:HONDA公式
←新型 旧型→
タンクも変更なし。17L入るタンクなので上質な燃費と合わさって500㎞近く走れます。
足まわり
2022年モデル一番の変更点
ブレーキがダブルディスク化されて制動力が上がりました!
サスペンションが倒立フォークになりました!SHOWA製のSFF-BPですって!
SFF-BPがよくわからん!って人に簡単に説明すると、片側フォークに減衰機構とスプリングを装備し、反対側フォークにスプリングのみを装備して軽量化を高性能化を測ったらしいです。
片側しか減衰機構無いのに高性能?って思いますよね?どうやらビックピストンにして1本のフォークでも十分減衰機構は果たせるみたいです。
灯火類&メーター
灯火類はオールLED化してます。


ロービームの状態でも両目点灯します。ハイビームで真ん中あたりが点灯します
出典:HONDA公式
- デジタルスピードメーター
- ギアポジション
- 燃料計
- タコメーター
- ツイントリップ
- 時計
- シフトアップインジケーター
- タコメーターピークホールド
その他装備
- エマージェンシーストップシグナル
- アシスト&スリッパークラッチ
- グラブバー(400Xのみ)
価格
旧型にくらべて33000円、31900円値上がりしています。税込み80万円台中盤になってしまいましたね。
ちなみにオプションでクイックシフターは無いです。
他メーカーでCBR400RのライバルになりそうなバイクはズバリNinja400
価格726,000円 車重167kgとCBR400Rよりも−25kgと大幅に軽いのが特徴です。
他メーカー400Xのライバルになりそうなバイクはズバリ390 ADVENTUREです
価格は829,000円 こちらも重量161キロ(乾燥重量)で軽量なアドベンチャーバイクです。
まとめ
今回は発売されたばかりのCBR400Rと400Xをまとめてみました。
正直足まわりと値段以外は前モデルと一緒なので値段が気になるようなら前モデルを中古で手に入れても良いかもしれません。半導体不足の影響でおそらく新車があるか微妙ですしね。
あまり人気があるモデルでは無いのですが、エンジン性能を見るとやはりHONDAが作ってるだけあって400クラスの中では比較的燃費と最高出力とトルクのバランスが良いと思いました。
ある程度重い車体と新しくなった足まわりのおかげで長距離のツーリングでは疲れが溜まりにくいんじゃないかと思います。
この記事の画像はすべて HONDA公式 CBR400R https://www.honda.co.jp/CBR400R/ 400X https://www.honda.co.jp/400X/ kawasaki公式 Ninja400 https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja400/ KTM公式 ADVENTURE 2021 https://www.ktm.com/ja-jp/models/travel/ktm-390-adventure2021.html から引用しています。
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