【原2】DAX125が復活したのでまとめてみた【HONDA】

HONDA

出典:https://hondago-bikerental.jp/bike-lab/mcs2022/model/dax/

3月14日にHONDAからDAX125が正式に発表されましたのでDAX125について紹介したいと思います。

生まれて、消えて、また生まれて

DAX125のキャッチフレーズです。DAXことST50&ST70は1969年〜1979年の10年間と(A-AB26)1995年〜1999年の4年間の計14年間販売されていました。

MonkeyほどじゃないにしてもHONDAのレジャーバイクとして名前は聞いたことがある人も多いバイクです。その歴史は1969年からと50年以上昔のバイクであり、レジャーバイクと言う単語が存在しなかった時代のバイク、その中で登場したダックスホンダはオンオフ兼用のバイクであり、未舗装路も走れるスクランブラー要素を含みつつ、小型軽量で取り回しが抜群に良く、そして独特の見た目から国内はもちろんアウトドアレジャーが盛んな海外でも人気となりました。ちなみに1969年はCB750FOURが販売された年でもありHONDAが世界一のバイクメーカーに名実共にになった年でもあります。

主要スペック

ネーム DAX125 GROM スーパーカブC125
全長 1760mm 1760mm 1915mm
全幅 760mm 720mm 720mm
全高 1020mm 1015mm 1000mm
シート高 775mm 761mm 780mm
最低地上高 180mm 180mm 125mm
ホイールベース 1200mm 1200mm 1245mm
燃料消費 WMTCモード値 63.7Km/L 68.5Km/L 68.8Km/L
燃料タンク容量 3.8L 6.0L 3.7L
車両重量 107kg 102kg 110kg
最小回転半径 2.0m 1.9m 2.0m
エンジン種類 空冷単気筒/SOHC2バルブ 空冷単気筒/SOHC2バルブ 空冷単気筒OHC
総排気量 123cm3 123cm3 123cm3
最高出力Kw(PS) 6.9KW(9.3PS)7000回転 7.4KW(10PS)7250回転 7.2KW(9.8PS)7500回転
最大トルクN・m(kgf・m) 10.8N・m(1.08kgf・m)5000回転 11N・m(1.1kgf・m)5500回転 10N・m(1.0kgf・m)6250回転
内径×行程 / 圧縮比 50mm×63.1mm/10:1 50mm×63.1mm/10:1 50mm×63.1mm/10:1
エンジンオイル容量 1.0L 1.0L 1.0L
変速比 1速 N/A 2.846 2.5
2速 N/A 1.777 1.550
3速 N/A 1.315 1.150
4速 N/A 1.034 0.923
5速 N/A 0.843 N/A
一次減速比/二次減速比 N/A 3.040/2.533 3.428/2.500
キャスター角度 24 ゜90′ 25゜00′ 26° 30´
トレール量 84mm 81mm 71mm
フレーム形式 プレスバックボーン バックボーン バックボーン
懸架方式 テレスコピック テレスコピック テレスコピック
スイングアーム スイングアーム スイングアーム
タイヤサイズ 120/70-12 51L 120/70-12 51L 70/90-17M/C 38P
130/70-12 56L 130/70-12 56L 80/90-17M/C 50P
ブレーキ形式 油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク
油圧式シングルディスク 油圧式シングルディスク ドラム式ブレーキ
税込み価格 N/A 385000円 440000円

欧州HONDAで発表されたスペックを元に、同じエンジンを使っているGROMとスーパーカブC125と比較してみます。

ユーロ5に適応させたからかギア比の変更があるからか、馬力が9.3PSとグロムよりも低く、燃費も5.0Km/Lほど悪くなっています。

他にもフレームとタンクの一体化であるプレスバックボーンフレームのため燃料タンクがGROMの6.0L→3.8Lとかなり少なくなってしまいました。

またスーパーカブと同じ自動遠心クラッチを採用しているため、小型AT免許でも乗ることが出来ます

エンジン

スーパーカブと同じエンジン、燃費がよくて頑丈なのが特徴で、インターネットで調べたら都市伝説までが出てくるエンジン。

ユーロ5の影響かセッティングやギア比の変更でなのか、馬力とトルクと燃費がやや下がってます。

1リッターあたり63Kmも航続距離があるので3.8Lのタンクでも240km近い航続距離があります。

日本での正式なスペックはまだ発表されていないのでスペックに関してはまだまだ未確定な部分が多いです。

フレーム

フレームとタンクが一体化しているプレスバックボーンフレーム。まるでタンクが無いようなスタイリッシュなデザインです。

燃料タンク容量は3.8Lと少ないですが燃費が良く航続距離が約240kmとそこそこあるように見えますが、特別航続距離が長いわけでもないので、ちょくちょく給油が必要になると思います。

おそらく給油キャップはシート下にあると思われます。

メーター周り&ハンドル周り

Monkey125と同じメーターです。シンプルレトロな反転液晶メーター

  • デジタルスピードメーター
  • 燃料計
  • ツイントリップ

と機能自体は必要最低限

タンク周り

燃料タンクが無いので上から見た雰囲気。

細めの車体でシートが結構広めな印象があります。シート高775mmと低い部類ですが、意外と跨ったら印象が変わるしーとかもしれません。

またタンクがないためニーグリップが出来ないっぽいので急ブレーキしたら恐ろしい事になりそうな印象です。

足まわり

  • グロムと同じタイヤ。
  • 31mm倒立フロントフォーク
  • フロント2pot/220mm油圧シングルブレーキ
  • ツインサスペンション
  • リア190mm油圧シングルブレーキ
  • フロントフェンダーに大きめのスプラッシュガードがついています。」

足回りに関してはGROMとほぼ一緒で、リアサスペンションだけがツインサスペンションになっています。

ヘッドライト&テールランプ&ウインカー

Monkey125と同じヘッドライト、ウィンカー、テールランプで全てLEDです。

メッキでピカピカなので磨き甲斐がありそうです。

その他装備

スーパーカブと同じ4速自動遠心クラッチを採用しているためか、カブシリーズおなじみのシーソーベダルを採用しています。カブを乗りなれた人なら同じ感覚で乗れるのが嬉しい所。また靴が汚れる心配がありません。

価格

Monkey125やスーパーカブC125、CT125ハンターカブと同じく税込み44万円の可能性が最有力とされています。

発売時期はまだ未定のようです。

まとめ

今回紹介させてもらったDAX125はMonkey125が発売されてすぐに次はゴリラ125かダックスが来るんじゃないかと言われており、予想通りDAX125が発売されました。

約23年ぶりに復活したとあってDAXを知っている層や、知らない層から注目が集まっているバイクで、Monkey125に続いてまたスマッシュヒットしそうな予感があります。

特にオシャレでかわいいバイクなので男性だけじゃなく女性にも乗ってもらいたいバイクだと感じ、また小型AT免許でも乗れるので、日頃の通勤などで125スクーターを乗っている人たちからの乗り換え候補としても選択肢に入るんじゃないかと思います。

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